首から上の症状とは、不眠、片頭痛、耳鳴り、目まい、目の症状、鼻の症状、歯の痛みを指します。

長年の臨床経験の中で、前腕の筋肉疲労が強いと、不眠や片頭痛等を発症しているケースが非常に多いことを確認しています。

現代人は生活環境の変化により、全身の筋肉を使う頻度が減少する中で、スマホの使用に代表されるような手首から先だけの使用頻度が増大しています。
手首や指を動かしている筋肉の筋腹(本体)は前腕にあります。
首から上の症状を訴えている人の前腕の筋肉を触れてみて、張りや圧痛がある場合、筋肉の緊張を緩めることで頭部の症状が改善したり、消失することが確認出来ました。

勿論、筋肉を緩める手技は、マッサージや指圧、ストレッチではなく、筋肉の起始・停止に振動を加える筋肉の山内理論を用います。
(従来の手技では刺激による筋肉の伸展反射の為、筋肉が緩んだ状態を長時間持続できない)

心療内科の受診の前に、前腕の筋肉の張りを確かめてみて下さい。
張りや圧痛が認められれば、先ずはご相談下さい。